おもしろいが、おもしろい!

~知のリバースエンジニアリングのすすめ~

「できる」あの人の技をこっそり分析

あなたの周りに「できる」と皆に思われている人がいませんか?

例えば、素晴らしい提案書を書ける人とか、抜群に営業成績がいい人とか・・・

 

あんな風にはできないよ・・・と思ってしまうかもしれませんが

他の人ができることなら、できないはずはありません。

「できる」理由さえわかってさえしまえば、追いつき追い越すことは十分できます。

 

「できる」人の技をこっそりと習得する方法があります。

その方法を私は「知のリバースエンジニアリング」と呼んでいます。

 

「知のリバースエンジニアリング」は、人のマネをする方法ではありません。

なぜ優れているのかを分析して明確化した上で

優れている点を活用し、さらにレベルアップする方法です。

 

企業でも、他社製品・サービスを研究して自社製品・サービスの改良に
活かす「リバースエンジニアリング」はよく行われていますが、正に同じです。

 

決して難しい方法ではありません。

「目的」の視点から見るだけです。

 

例えば、社内でいい企画書があれば、以下の視点で分析してみます。

  • その企画書は、全体として何の目的で書かれているか
  • 全体の目的達成のため、どんなサブの目的が設定されているか
  • 各のサブ目的の達成のためには、どんな材料を使っているか

これさえわかれば、その企画書がいい理由がわかります。そのいい部分を
活用するわけです。

 

次回に具体的な例をあげてみたいと思います。